Umekiki Marche

Umekiki Marche

直前のご案内になりますが、
10月27日(木)はUmekiki Marcheに出店します。

Umekiki Marcheは、「つくり手と、なじみになる」ということをテーマとしており、
「食をたいせつに想うつくり手と語らい、おいしさの理由を知り、
顔なじみになって名前で呼び合えるような、つくり手と食べる人の心が通うマルシェ」
ということ目指している素敵なマルシェ。
(Umekiki MarcheのWebサイト参照)

出店日:10月27日(木)
開催場所:グランフロント大阪うめきた広場
時間:12時~21時
詳細はこちら

9月に続いて10月もこちらにお邪魔します。
今回も、私たちの蜂蜜と、石鹸屋さん、若手農家さんと共に南あわじ市のPRも兼ねて出店予定です。

また大阪でお会いできるのを楽しみに向かいます!

尼崎ぱーちー

【出店!尼崎ぱーちー!】

尼崎(兵庫)で開催される「尼崎ぱーちー」に出店します!

◇尼崎ぱーちー(http://amapa.strikingly.com)
日時:10月26日(日)
10時〜17時
場所:尼崎の森中央緑地
今、蜂蜜を置いていただいている「GASAKI BASE」からご紹介していただいて、10月16日尼崎で開催される「尼崎ぱーちー」に出店させていただくことになりました~!!
https://www.facebook.com/events/1118569504904246/

なんとも素敵で楽しそうなぱーちー。主旨などは、Webサイトを見ていただいて、そしてBlogを読んでいただけたらと思います。尼ぱへの熱い思いと共に、関西のボケが随所にちりばめられております。
http://amapa.strikingly.com/

出店ブースは、90ブース以上。ステージでのライブもあります。
ぜひとも足を運んでみてください。関西の皆様、お待ちしております。
そして「facebook、twitter、instagramのいずれかで「#尼ぱ」をつけて投稿をしてくださった方の中から抽選で5名様に、3色あるドラム缶のうち、お好きな色のドラム缶を1つプレゼント!」だそうですよ。

いろいろ素敵です。もうかなり楽しみです。

自分とこの米が一番うまい!!

稲刈りも終盤になってきました。
9月後は台風などの影響で、曇りや雨の天気が続いており、うちの近くの田んぼでも、早朝や深夜など時間に関係なくコンバインのエンジン音が鳴り響いております。

そんななか、現在、研修ということで、神代浦壁地区の営農組合にちょこちょこと通っています。

浦壁南営農組合では、ミニライスセンターを運営しております。
このライスセンターでは、「自分で作ったお米を自分で食べることができる」ということ。
米を作っているのだから、当たり前に聞こえるかもしれませんが、そのような農家さんも減っているのが現状です。

淡路島(特に南あわじ市)のコメ事情

全国的には、表作がお米であるのに対して、淡路島では裏作がお米。
お米は野菜のために作られるというのが一般的であり、水田にすることで、土壌消毒や連作障害対策になり、同じ圃場内でのレタスなどの葉物野菜や玉ねぎの作付につながっていきます。

そのため、南あわじの三原平野では、玉ねぎの収穫が終わった6月中旬以降に、代掻きなど、早朝から深夜までトラクターが稼働し、玉ねぎ畑から一転して、水田に変わってきます。1週間程度で農地の景色が変わっていくのは圧巻です。

そして、この9月中旬から10月にかけて、コンバインを使ってお米は収穫されます。
ただ、淡路島のお米。山間の土地ではお米の産地として、評価の高い地域ではありますが、一般的な平野部のお米は決して評価が高いわけでなく、安値で取引されます。そのため、ほとんど収益になりません。(むしろ、人件費まで考えた場合には赤字となります)

そこで、問題になってくるのが、農業機械など大きな出費です。田植え機、コンバインに加えて、各農家で籾摺りまで行うのであれば、収穫後のコメを乾燥させる乾燥機、籾摺機。またそれを収納する倉庫まで必要になり、かなりの投資が必要になってきます。
数年前までは、多くの個人農家さんが個々で乾燥機や籾摺機を所有していましたが、米での利益と比べた時の費用対効果の悪さなどから、設備更新でお金をかけてまで、大型機械を買う農家さんが減ってきているのが現実です。田植え機やコンバインの共同利用なども増えてきております。

ただ、そこで、水稲をやめるのではなく、自分たちで食べる分や親族にあげる分くらいは、自分の圃場で作りたいということもあり続けています。

他の人のお米とは混じらない

話を戻すと、浦壁南営農組合では、田植え、稲刈り、米の乾燥・籾摺りなどの委託を受けております。田植え機やコンバインがない農家さんに対しては、田植えや稲刈りなどのお手伝いもしておりますが、それ以上に、刈ってきた籾を鉄コンに入れて持ってきたら、乾燥・籾摺りまでを行ってくれるというところが特徴です。

籾   玄米

5トンや3トンなど、小型の乾燥機があり、各農家ごと、品種ごとで分けて決してほかの人のお米とは混じらないということが一番の売りです。

ホッパー  乾燥機
JAさんにもライスセンターがあるのですが、大型の乾燥機であり、他の農家さんのお米と混じり、玄米で返ってきたお米は、様々な人のお米とブレンドされたお米になってしまいます。乾燥機・籾摺機のない農家さんでは、「自分で作ったお米を自分で食べることができる」ということができなくなります。

すべてのお米をJAさんなどに販売するのであれば、それでもよいかのもしれません。
ただ、そうではない農家さんにとっては、つらいことです。

自分とこの米!!

価格の安いお米。さらに、乾燥や籾摺りまで委託した際、費用的には、赤字かもしれない。
ただ、自分のところの米を食べたい。そして、自分とこの米が一番うまい!!
親せきや自分の子供に送ってあげたい。
農家さんは、そう感じて、そう信じています。

高齢化や後継者不足など様々な課題を解決するためにできた集落営農組合ではあると思います。
ただ、それに加えて、これらの思いも継続できるようなかたちで約50日間。休まず、このライスセンターは地域の方が運営して、稼働しています。

デザイン打ち合わせと手作りのパン

朝夕と涼しくなって、秋らしい香りのする季節になりました。
虫たちも冬に向けてせっせと蓄えはじめる時期ですね。
今は、そんなミツバチたちの蓄えを少しばかり分けてもらう、
採蜜の時期でもあります。

そんな秋の香り漂う一昨日、すだちの里でもある徳島県神山町へとデザイナーさんを訪ねてきました。
迎えてくれたのは、この春、大阪から神山へ移住したaun creativeの森口さん。
そして森口さんお手製の酒粕酵母パン。
サプライズでお土産にといただいて嬉しや。
翌日の朝ごはんに、蜂蜜をかけていただきました〜。
甘い酒粕の香りとモチモチのパンが蜂蜜と合ってて、ほわー。

私(ようこ)がお会いするのは4回目。
森口さんとのご縁は、昨年「淡路はたらくカタチ研究島」という企画があり、
ゆきおさんが受講する中で森口さんと出会ったことから今に至ります。
大阪にいる時から相談にのっていただいたり、
私たちが淡路島に、森口さんが神山に拠点を移してからは、
いろいろのデザインを森口さんにお願いすることを決めて、
神山に行ったりこちらに来てもらって山に行ったり。

なかなか上手くイメージや想いを伝えられないでいる私たちに、
いろいろな素材を見せてくれつつ、話を引き出し、
ふわふわとしたイメージから実際のものへと近づけていってくれる頼もしさよ…。

webサイトは、当初、ゆきおさんが作ることも考えたのですが、
今回はラベルやらショップカードやら、webサイトやら諸々まるっとお願いすることにしました。
森口さんの手がけているデザインも、綴られている文章も好きだから、
お仕事として依頼を受けてくださって、
自分たちの好きなもののことでご一緒できるのはとっても嬉しい。
美味しい蜂蜜に、可愛いミツバチたち。そして森のこと。
少しづつ形になっていくのが楽しみです。

(ようこ)