みつばち社会~女王蜂①女王の誕生~

先週はみつばちコラムが始まって以来、初めてのお休みをいただきました。
今週から復活です。どうぞよろしくお願い致します。

今回からみつばちたちの世界により深く、解像度を上げてみていきたいと思います。

ということで、まずは「女王蜂」から始めます。
何万匹もの蜂たちがいる群れの中で、たった1匹しかいない女王蜂。

そんな女王蜂について、誕生から始まり交尾、産卵、そして最後は?など。毎週少しずつ書いていきますね。今週は女王蜂の誕生について。ただ、今回は文字が多めです。なぜなら、女王蜂や王台、幼虫を見かける機会がほとんどないので、自分たちで写真を撮れないのです…。

女王蜂の誕生

以前、コラムで分蜂について書いたときに、分蜂の話の流れのままに女王蜂の誕生について書いていたということに気づきまして…。今回と内容が重なるところもありますが、こっちの方がより詳しく。

春~初夏にかけての繁殖期。
通常、みつばちの世界では、子孫を残すため、巣の中では働き蜂たちが新しい女王蜂を迎えるための準備が始まります。(これは巣箱の中でなくても、自然巣でも同じです。)

準備とは、巣の中で新しい女王蜂の子育てをするための場所を作るのです。それが巣の下部にできる赤い丸の穴が開いているように見えるところであり、王椀(おうわん)と呼ばれます。

(写真では巣箱を横に倒して写真を撮っているんためわかりにくいのですが、子育てや蜜を蓄える巣房(ハニカム構造の小部屋)は地面に対してほぼ水平にできていくのに対して、この女王蜂の特別な場所は下向き(地面に対してほぼ垂直)なのです。なぜでしょうね・・・?やっぱり特別な感じなのかも。)

日本みつばち 王椀

ここに女王蜂が卵を産み、働き蜂たちが女王に育てていきます。王椀に卵を産み付けられてから、働き蜂によって、増築され、蓋がされ、下の写真のようになります。

日本みつばち 王台

他とは違う突き出た巨大な個室が新女王蜂を育てる場所であり、王台(おうだい)と呼ばれます。いかにも、特別な場所って感じがしますね。(あと、王台と王椀の明確な言葉の違いはよくわかりませんでした…。全体的に王台って言われることが多いような。)

ちなみに王台は群れの状況によって、①分蜂王台、②換王王台、③変成王台の3種類の呼び名があるそうです。今回のような春に子孫を残すためにできる王台のことを①の分蜂王台と言い、自然王台とも言われます。(②換王王台、③変成王台については、女王蜂シリーズの別の機会にご紹介します。)

こちらは働き蜂たちの卵や幼虫が育つ巣房。巣房に蓋がされているだけです。

働き蜂の巣房

卵から羽化して女王蜂に

この蓋がされた部屋の中で、卵から幼虫、蛹を経て、羽化して女王蜂へと成長していくのですが、実は、この卵、産み付けられた段階では、働き蜂と同じ卵(有精卵)だそうです。働き蜂も女王蜂も同じメスですからね。(オスは無精卵なのです。オスについてはまたの機会に。)

そこから、女王蜂になるために必要なものがローヤルゼリーです。
(ローヤルゼリーについては、健康食品などよく目にすると思いますが、その通りですごい栄養価の高いものです。今回はローヤルゼリーの説明はざっくりとこれで終わり。)

働き蜂たちが新しい女王のために、自分の体からローヤルゼリーを作り出し、女王蜂の幼虫にローヤルゼリーだけを与え続けるのです。卵から15日。王台の蓋を破り、女王蜂が誕生します。そして、誕生した女王蜂このローヤルゼリーだけを食べ続けることで寿命も長くなるのです。

ちなみに、働き蜂たちも幼虫の間、生まれてから3日間はローヤルゼリーと似たワーカーゼリーというものを与えられ、4日目以降は花粉や蜜を与えられ働き蜂に育って行きます。このワーカーゼリーは働き蜂の幼虫のためのご飯で、ローヤルゼリーとは成分や濃度が少し違っており、ローヤルゼリーに比べて栄養価の低いと言われています。

ローヤルゼリーとワーカーゼリー。
この食事の違いで、女王になるか、働き蜂になるかっていうのが決まります。

(個人的に、ローヤルゼリーとワーカーゼリーっていうネーミングで大きな格差を感じます。)

人工王台やローヤルゼリーの生産

働き蜂たちが、女王蜂の卵は特別な場所で育てるということ、女王蜂も働き蜂も同じ有精卵であるということ、女王蜂の幼虫のために働き蜂がローヤルゼリーを与えるという習性を活かして、養蜂の世界(セイヨウミツバチの養蜂)では、人工的に女王蜂を増やしたり、ローヤルゼリーを生産したりというを行っています。

私はあまり詳しくないのですが、いろいろ調べて結果、女王蜂を増やす方法はざっくりとこんなかんじらしいです。(間違ってたらすいません)
1)木の板にプラスチックの人工王台をつける。(移虫枠と言うそうです)
2)人工王台の中に、少しのローヤルゼリーと生まれたての幼虫を入れる。
3)女王蜂がいない状態にした巣箱(無王群)の中に移虫枠を入れる。
4)無王群の中の働き蜂たちが、この人工王台の幼虫を新しい女王蜂だと思って、ローヤルゼリーを与え、せっせと育てくれる。10日くらい経過すると、人工王台のなかで女王蜂の幼虫が蛹にまで育つ。
6)移虫枠から蛹まで育った王台を取り外し、準備しておいた別の巣箱(無王群)に取り付ける。(分け出しと言うそうです)
7)巣の中で新しい女王が誕生し、交尾へ。

人工王台

イメージ画像( 画像引用先:養蜂家向け養蜂マニュアル(農林水産省HP)より作成)

※参考にしたのはこれらの養蜂家さんのブログ
北のみつ蜂便り:http://naruse-bee.jp/php/freo/index.php/view/110
小森養蜂場のみつばち日記:http://komoribee.blog.fc2.com/blog-entry-174.html
太田養蜂場みつばち徒然ブログ:http://www.xn--h9jg5a3dt05yd2yb.com/category5/beeincrease.html

養蜂の世界ではこのように女王蜂を増やすそうです。参考にしていた農林水産省のHPにある養蜂マニュアルのChapter1は「女王蜂の作成法」というタイトルでちょっとびっくりでした。

私たちのやっている日本みつばちの養蜂は、ほぼ自然任せなのところがあるので、本格的な養蜂のことを知らなかった…。私自身、実は養蜂業界のことや常識をほとんどしりません。
養蜂業として、セイヨウミツバチをたくさん飼っている場合、常に自然任せっていうのは難しいのかもしれません。

今回は、

生まれる前から女王になるべく特別な場所が準備され、特別な食事が用意される女王蜂の誕生について書いてみました。ただ、実は、女王蜂も働き蜂と卵は同じであり、ローヤルゼリーとワーカーゼリーの差によって、女王になるか、働き蜂になるのかということで。

そして、働き蜂たちの習性を活かした女王蜂の生み出し方。びっくりしたと同時に、人間とはすごいことを考えつくものなんだなということを感じました。

さてさて、次回からも女王蜂の行動などについて書いていきます。

 

ゆきお

参考文献:
吉田忠晴、2000、『ニホンミツバチの飼育法と生態』、玉川大学出版部
丸野内棣訳、2010、『ミツバチの世界 個を超えた驚きの行動を解く』、丸善出版

田植えとフナ

淡路島の南。6月半ばの三原平野では、玉ねぎの収穫がひと段落して、玉ねぎ畑から水田に変わる1週間。農家さんは5月半ばから続いてきた農繁期もあと少しでひと段落。

ここ数日、私は地元の浦壁営農組合というところで田植えのお手伝い。みんなで作業。田植え機を巧みに操作するベテランのおじいちゃん、ワイワイしゃべり続けるおじいちゃん、無口なおじいちゃん、よく喋るおばあちゃん。みんなでやると楽しいのです。
営農組合では、地域内の農家さんから田植えを依頼を受けて、営農組合で田植えをします。
依頼した農家さんは、苗箱の準備をしてくれたり、お茶の準備をしてくれたり。

依頼する理由は、高齢化が進んでいるというだけではなくて、米は出荷しても値段が安く、その割に田植え機など機械が高額であるので買い替えることできなかったりと、個人の農家さんにとって、田植えなどの水稲の作業が負担になるという現実もあります。

田植え

営農組合の田植え

そして今日。
作業中に、おばちゃんが「こっち見てみ、鮒がおんで。」と。
ふと水路を見るとたくさんの鮒が泳いでおりまして。先日の大雨で水路の水かさが増えて、繋がっている近くの池から泳いできたらしいのです。

それをみたおじいちゃんたち。おじいちゃんがコンテナを持ってきて水路に落とし、手に持っている道具で追い込んで、「こわいねん!」って言っているおばあちゃんが鮒をコンテナに投げいれて。

田植えと鮒

なんともたまらなくかわいらしくて。ついつい、こっそり写真を撮ってしまいました。

田植えそっちのけで、みんな鮒に夢中。

田植えと鮒

なかなか立派な鮒です。

 

あっという間に10匹くらい捕まえまして。

「鮒は食べるんですか?」 って聞いたら。
「そんな臭いの食べへんわ。あらいにしたら食べてれるよ。どうや?」と。

そう、捕まえるのが楽しいんです(笑)おじいちゃん、おばあちゃんになっても無邪気な子ども心は忘れません。私もそんな大人になりたいです。

そのあと、おばあちゃんのお話では、50年以上前は、池の水を全部抜いた時に鮒や鯉が干上がってくるので、それぞれの家に持ち帰って食べるのがご馳走だったらしいです。 

ちなみに、この鮒たち、田んぼの横の小さな水溜めの中にいれて置いたら、別のおじいちゃんが全部持って帰ったそうです。きっとおいしく調理されたのでしょう。

1月から毎週水曜日に更新を続けてきた「みつばちコラム」。今週だけお休みです。また、来週から頑張ります。お楽しみに。

日本みつばちの社会〜プロローグ〜

みつばちの社会は群れ社会。蟻のようにみんな働き者。
そんなことを聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
確かにその通り、
女王蜂がいて、門番がいて、幼虫の世話係、蜜を集めてくる働き蜂、そして生殖時以外はブラブラしている雄蜂…
みつばちの社会には役割がたくさん。
せっせと働くみつばちたちを、そんな視点から観察してみるのも楽しいものです。

誰が何の役割を担うのか、
具体的にどんな仕事をしているのかなど、
じーっと彼女らの世界を覗き込んでみると興味深いところがたくさん。
私たちの日々の営みにも重なる部分や、
個々の生き物である一方で、一群れ丸ごとで一つの生き物のようなユニークな特徴の数々、
まじめ一辺倒というわけでもない素の姿(?)など、
知れば知るほど「へぇー」なんて感心ばかりしている私たちです。

「社会性昆虫」である日本みつばちの暮らし

今回はプロローグということで、みつばち社会の話を少しだけ。
「社会性昆虫」とは、蜂やアリのように、群れで暮らしを営み、
階層に基づく役割分業制を行っている昆虫たちのことを指します。
(中でも、生殖に関わる役割分業が行われているものを「真社会性生物」と定義するそうな。)

群れの規模としては、
一つの群れが数千〜数万匹。

この写真は分蜂時なので、個体数は少なめ

そのうち、女王蜂が1匹、働き蜂が数千〜数万、生殖の時期には雄蜂が2,000~3,000匹。
そして、そこで繁殖を一手に担うのが女王蜂。
2〜4年の寿命の間、せっせと卵を産み続け、最盛期には1日2,000個の卵を産む。
(なんていうスピード!)
働き蜂もメスなので、卵を埋めないことはないものの、
基本的には産むことなく生涯を終えるわけです。
なので、女王が色々な理由で不在になってしまうと、いろいろ大変。
(この辺詳しくはまた今後書いていきますね)

さて、そんな働き蜂の担う仕事はたくさんあります。
花蜜の採取、貯蔵、門番役や女王のお世話係、子育て担当、掃除、巣作りなどなど。
これらを羽化後の日齢によって一通りこなしていくのが働き蜂の世界。

一方、雄蜂は生殖が仕事。
後尾場所は上空であるため、女王蜂を見つけ、追いつかねばなりません。
そのために周囲を見渡せる複眼と、羽ばたくための胸部が大きく発達しているのだそう。
黒くてずんぐりむっくりした雄蜂。
幼虫の頃から既に一回り大きく、なんと卵を産みつけられる巣房のサイズから違うということで、
採取した巣を見ていると、「ここで雄蜂が生まれたのだな」というのが分かるのでは…なんて期待してみるものの、さすがにそこまで大きく違わないようですね。
約1mm程度の差、だけどその巣房のサイズがオス・メスの生まれる際の違いだったりします。(この辺もまた今後詳しく紹介していきます。)

巣と蝋蓋

シリーズ物、スタートです

ということで、次回からは「みつばち社会シリーズ」が始まります。
どうぞお楽しみに。
書いていく私たち自身も、彼女らの世界への解像度が上がっていくのが楽しみです。

竹の伐採はバールで。

バール

今日は午後からみつばちたちの山の中へ。
今回の目的は梅の収穫だったのですが、竹がどんどん生えてくるので、まずは竹の伐採作業。

前日に父親からは「山に竹刈る道具置いていあるからそれを使え」と。
    
そして、山においてあったのがこのバール…。

 

いやいや、何かおかしいのでは?
「このバールで倒していけということなのか。」
と2人でそんな話をしながら。

 
出てきたばかりの柔らかい竹なので簡単に折ることができます。バールを振り回して、竹を根元からどんどん倒していきました。その成果がこちら。1時間くらいで見事にきれいになりました。

【Before】
みつばちたちの山

【After】

みつばちたちの山

ただ、ヤブ蚊とマムシ対策で上下長袖長ズボンということもあり1時間もやれば汗だくでヘトヘト。蜂たちも行き来しやすくなったかなと思います。
 

あとは通りやすいように木々の剪定も少しだけ。

 

枝の剪定

そのあとは無事に梅の収穫もできました。時期が少し遅かったこともあり、熟して落ちてしまった梅も多く、今年の収穫量は少なめ。明日は梅酒と梅シロップ作りをしようかなと。

梅収穫

みつばちたちは元気そうでした。
また後日、竹藪の開拓と巣箱の掃除に行こうかな。

日本に輸入される蜂蜜はどこから来ているのか?

どーも、細かな数字を見るのが好きなゆきおです。

以前のコラムで日本国内のはちみつの流通量について、農林水産省が公表しているデータを基に簡単に分析をしました。前回のコラムはこちらから。

その中では、国産蜂蜜はたった7%であり、残りの93%は海外から輸入された蜂蜜であるということでした。しかも、輸入蜂蜜の約7割は中国から。前回の復習はこちらの図で。

データを基に、草地家が独自に作成

そんなデータを見ながら、一体どんな国から輸入されているのかが気になったので、今回はもう少し詳しく調べてみました。

 

輸入・輸出されるもの

日本から輸出されるもの、日本に輸入されるものはすべて、財務省貿易統計から数量や重さ、金額などを月単位や年単位で調べることができるのです。

貿易統計とは貿易統計は、経済統計に関する国際条約及び関税法に基づき、我が国の貿易の実態を正確に把握し各国の外国貿易との比較を容易にすることにより、国や公共機関の経済政策、私企業の経済活動の資料に資することを目的に作成、公表及び閲覧されるものです。(引用:財務省HP

もちろん、はちみつも勝手に輸入していいものではありません。蜂蜜の関税は約30%(WTO協定国で25.5%)とちょっと割高なのです。(そのことについてはまたいつかのコラムで)

はちみつはどの国から?

貿易統計によると、2015年は世界196カ国のうち41カ国の蜂蜜が日本に輸入されていることがわかりました。一覧は以下の通り。
ダントツで多いのは中国で26,411,417kg(26,411トン)という圧倒的な量。そして、一番少ないのはエストニアでたったの72kg。

(出典:貿易統計 草地家が独自に作成)

順位 国名 輸入量(kg)
1 中華人民共和国 China 26,411,417
2 アルゼンチン Argentina 3,277,996
3 カナダ Canada 2,842,142
4 ミャンマー Myanmar 738,210
5 ハンガリー Hungary 720,998
6 ニュージーランド New Zealand 549,296
7 メキシコ Mexico 406,985
8 ルーマニア Romania 236,780
9 スペイン Spain 191,961
10 オーストラリア Australia 119,190
11 ベトナム Vietnam 98,300
12 ドイツ Germany 94,529
13 イタリア Italy 87,758
14 フランス France 74,920
15 ブラジル Brazil 54,910
16 グアテマラ Guatemala 53,700
17 エチオピア Ethiopia 41,760
18 ウクライナ Ukraine 39,315
19 スイス Switzerland 29,013
20 インド India 22,947
21 タイ Thailand 22,766
22 アメリカ合衆国 United States 18,217
23 キューバ Cuba 18,000
24 ブルガリア Bulgaria 14,989
25 スウェーデン Sweden 13,938
26 英国 United Kingdom 11,264
27 タジキスタン Tajikistan 10,000
28 オーストリア Austria 5,829
29 大韓民国 South Korea 3,593
30 キルギス Kyrgyzstan 2,667
31 ギリシャ Greece 1,970
32 台湾 Taiwan 1,725
33 トルコ Turkey 1,309
34 フィンランド Finland 1,008
35 ポルトガル Portugal 797
36 オランダ Netherlands 522
37 南アフリカ共和国 South Africa 350
38 ポーランド Poland 275
39 モンゴル Mongolia 125
40 チュニジア Tunisia 100
41 エストニア Estonia 72
36,221,643

 

世界地図で見るとこうなります。世界各国から輸入されてることがよくわかります。地図で見ると一目瞭然。わかりやすいですね。特に、欧米やアジア、オセアニアからの輸入が多い中で、中東やアフリカからはとても少ないです。
(そして、Wordpressを使うとこんなことも簡単に表現できるんですね。改めて感心しました。)

 

(上記のデータを基に草地家が独自に作成)

うちにある蜂蜜のなかで

うちにはとても希少な南スーダンの蜂蜜があります。
この蜂蜜は、今年の1月、東京に仕事で行ったときに、陽子ちゃんがマルシェで出会ったもの。
マラウィやケニア、南スーダンで養蜂技術の指導から輸入・販売までを行い途上国支援をしているフェアトレード蜂蜜なのです。そんな素敵なはちみつなのです。
そして、まだ開けることなく、そのままです。

南スーダンの蜂蜜

今回は

世界中の様々な国から、日本に蜂蜜が届けられているということを可視化してみました。
はちみつを味わうだけでなく、どの国で、どんな風に作られた蜂蜜なのか、調べてみたり、思いをはせてみたり。そういうこともよいですね。

この蜂蜜というものは、日本では、奈良時代から記録が残っているものです。その後もずっと日本人の暮らしと密接につながってきたものだと思います。この日本という国の中で、時代の変化と共に養蜂や蜂蜜はどのような扱いがされていたのか。
そして、いつ、どの段階で、海外のはちみつが増えていったのか?などなど。
もう少し勉強してから、コラムにしていきたいと思います。