【出店します】島の食卓2018冬

12月16日、「島の食卓」に久しぶりに出店します!
淡路島で、食卓を囲むオーガニックマーケットとして季節ごとに開催されている島の食卓。
私たちも、夏に採れた蜂蜜や蜜蝋を持って行きますよ。

固定種や自家採種した種の交換ブースもあったり。
今回は餅つきもあるとか。
うー、楽しみ。

ちょっと寒くなってきましたが、しっかり暖かくしてぜひお越しください。
お待ちしております。

\\今年初の採蜜//


1月末に山の中に引っ越して、
この春いくつか巣箱を置き、少しですがみつばち達が入ってくれました。
かわいいなー、なんて見ていたのですが、
ずいぶん元気なこちらの群れ。もう、巣箱の中はいっぱい。
巣箱を継ぎ足さないと分蜂して出て行ってしまうので継ぎ足して、その分少しだけ採蜜をすることに。

元気な群れはみつばちも穏やかな性格の場合が多いのですが、
この子たちも本当に優しい。
久しぶりで手間取っていても、まったく怒ることなく採蜜させてくれました。
採蜜した箱に残っているみつばちたちも、コンコンと箱をつつくと、ちょこちょこと出て巣箱に帰っていく姿が可愛らしい。。(その中には内勤の働き蜂に紛れて女王蜂もいて、「うっかり連れて帰らなくてよかった〜」とドキドキ。女王を失うと群れが消滅する恐れもあるのです。)

1年目の巣は、できたばかりで白くて柔らか。
フレッシュな蜂蜜を、そのままパクっと食べても美味しいのです。
今日採れた分は、このあと濾してから瓶に詰めてイベントなどで皆さんにお届けしますね。

分蜂シーズンもそろそろおしまい

日本みつばちの分蜂シーズンもそろそろ終わりに近づいてきました。日本みつばち養蜂家にとっては、一年に一度のとても大切な時期。
 
分蜂とは、
春の暖かくなってきた時期、巣の中では新しい女王蜂を迎える準備が始まります。新しい女王が生まれる直前に、これまで巣を統率してきた女王蜂は、これから生まれてくる新女王蜂に今の巣を譲り、約半数の働き蜂と共に巣から飛び立ち、新しい営巣場所に引っ越していくことです。
 
飛び立った群は、新しい引越し先(巣となるところ)を探しているので、養蜂家さんたちは様々な場所に、みつばちたちに気に入ってもらえるように、様々な工夫して巣箱を設置して、分蜂群が入ってくれるのを待つのです。(分蜂群を待つだけではなくて、捕まえるという方法もありますが、それはまたの機会に。)
 
山の中に拠点を移した私たちも4月上旬から裏山など、うちのまわりに巣箱を準備して、分蜂群が入ってくれるのを待っていました。
静かな山の中なので、晴れた暖かい日の昼間には、たくさんのみつばちが大移動しているだろう音が山の中に響きわたっていました。(昨年、分蜂した群れが巣箱に入っていくときの音を初めて聞き、周辺に響き渡る音とみつばちの数は、なかなかの衝撃でした。)
そんな山の中の音を聞きながら、うちの巣箱に入ってくれたかなってワクワクしながら、気になって何度も見に行ったり。

今年の結果としては、今のところ、うちのまわりでは1群だけですがわたしたちの巣箱に居ついてくれました。毎日元気に花蜜や花粉を集めに巣の前を行き来しているのをみると、なんとも愛おしい。
今年は初めての場所でいろいろと試してみて、来年に向けて改善点もわかってきたので、来年こそは、頑張ってもう少し増やせたらいいなと思います。

と言いつつ、今年もまだあきらめておらず、あと何群か入ってくれたらいいなーって期待しています。

日本みつばちの蜜蝋を使って試作中

草地家の日本みつばちのミツロウと優しい素材を使っていくつか試作しました。1年半くらい前 、私たちも友人から海外のエコラップをもらって以来、ずっと自分たちで作ってみたいなーと。

試作の布に浸透しやすくするため、蜜蝋を小さく削ったり、調合を変えてみたり。いろいろと試作をしてみて、なかなかの手ごたえ。
(ちなみに、淡路島産のひまわり油も少し試してみましたが、食用油の匂いが残ってしまい、あまり向いていないのかも。)

そして、先日は淡路島の藍染作家さんにも相談に。しっかりとした形になりそうな予感。

古民家と暮らす〜床張りWS〜

3月26日、みんなでワイワイ床を剥がして、断熱材を入れて床を張ってみました。
みんなでやれば、こわくない。
床、ちょっと張れるような気がしてきましたよ。
古民家は手を加えれるのが楽しいよね、という話もあり。
古民家に憧れてるんです、という人も来てくれたり。
古民家に住んでる、住み始めたとこ、という人もいたり。
「暮らしを自分で作っていけるのって楽しいー」というみんなが集まって一緒に作業できたのも楽しかった。
田舎でもりもり増えてる、増えてく古民家の空き家。気をつけるとこは気をつけつつ、楽しい使い方が増えるとよいね。
 

道具が並んでるだけで、ちょっとワクワク

写真を見つつ、岡山で実際に古民家を改修して今住んでいる話を聞いたり

いざ実践。まずは痛んだ床板をはがしていきます。

みんなで断熱材を切って、詰めて、塞いでいきます。

断熱材の上からコンパネを張って

その上から床板を張ったら、かんせーい

お昼ごはんは、それぞれ持ってきてお外で食べました。ギターの音と、歌声が響いてのどかな春の一日。

このお花は?

暖かい日も増えてきたこの頃、
淡路島の南の方では道端や畑の中など、
あちこちに黄色いお花が咲いています。

春になるとよく見かけるかわいいお花

一見すると菜の花。
あっちにも、こっちにも菜の花だらけ…!
なのですが、よーく見ると、何かちがう。

わかりますか?

もりもり咲いてます

周りの葉っぱでわかるかな。
この写真に写っているのは、白菜のお花。
白菜ってこんな風にお花が咲くものなんですねー。
暖かくなってくるとどんどんお花が咲いちゃうらしく、
淡路島ではもう葉物野菜はおしまいの季節なんだそう。

白菜畑です。

白菜の他にも、キャベツやブロッコリーなんかも
菜の花そっくりの黄色い可愛いお花を咲かせるのです。

2月下旬から咲き始めて、川の浅いところなんかでも
菜の花に似た花を咲かす何かの種が流れ着いて
かわいい花が群生しているのが見えたりします。
暖かい日にはミツバチが蜜を集めにせっせと飛んできていて
黄色くてかわいい花ともふもふのミツバチという
なんともかわいい組み合わせが見れたりします。

今日は雨模様でちょっと寒い淡路島ですが、
この雨が上がればまたぐっと春らしさを増してきますね。
植物たちはこの頃の雨で青々としていて、ずいぶん嬉しそう。
ミツバチたちが賑やかな季節まで、もう本当にあと少しですね。

淡路の島からハニーナイト@岡山(ヒバリ照ラス)

3月10日(土)、岡山でトークイベントをしてきました〜。
イベント名は「淡路の島からハニーナイト」!

△△淡路の島からハニーナイト△△
日時:3月10日(土)19:30〜21:00
・トーク、はちみつ食べ比べ(1時間)
・みんなでフリートーク(30分)
参加費:1,500円(1drinkとはちみつの食べ比べ付き)

呼んでくれたのは、岡山市表町商店街の一角にある「ヒバリ照ラス」さん。
「日々、誰かと誰かが出会う場所に。」をテーマに、ショップ・ホステル・レンタルスペースの3つの顔を持つ複合施設です。
この場所は2017年4月から始まっていて、私たち草地家が岡山から引っ越した後で出来たため、いつも面白そうな企画をしているのネット上で見かけるたびに参加したさを募らせていたのですが(時々ネット配信しているのを見て参加した気持ちになったりも。)、スタッフのキリさんと知り合いだったことからお声がけいただいて草地家のミツバチとの暮らしをお話しできる運びとなったのでした。

どんな方が来てくれるかな、とドキドキしつつ
蓋を開けてみればミツバチ好き、はちみつ好き、養蜂好き、草地家に興味もりもり、という感じの方たちが話を聞きに来てくださって、あっという間の2時間でした。

養蜂家と言うよりはミツバチ好き、ミツバチ萌え、情報萌えな草地家でして、
今回のテーマは「日本ミツバチの可愛さを草地家が語り尽くす!」ということに。
彼女らの生息している自然や地域の話から、西洋ミツバチと日本ミツバチのちがい、養蜂のこと、はちみつのことなどモリモリでお届けしました。
話を聞いた後は、季節ごとのはちみつをみんなで食べ比べながら、
実際の巣箱を見てもらいつつ、参加者から意見や疑問も飛び出しミツバチ話に花が咲き、エチオピアの養蜂事情なんかも教えてもらったり。

私たちが可愛いな、面白いな、と思っているものを
どんな風に受け止めてもらえるだろう、楽しんでもらいたいな、と
ドキドキしながら向かったのですが喜んでもらえたみたいでほんとによかった。
初めましての人も半数以上いて、新たな出会いが楽しく嬉しかったし、

お久しぶりの方には私たちが面白がっているミツバチの話や近況を知ってもらえる機会になって嬉しい機会でした。

日本みつばちの可愛さをたくさん喋った後は・・・

ハチミツを実際に食べてみる。

春の蜜はしっかりした花の香りが特徴的。チーズとも相性◎

 

そしてそして、3月いっぱいまでの期間限定で草地家のハチミツを取り扱ってくださっています。
お近くを通る際は、ぜひぜひお立ち寄りくださいませ!

左官仕事はプロの技(居住部和室)

私たちの寝室になる和室。

触ったらぽろぽろと砂が落ちてくるタイプの砂壁。
そこで、プロに相談。そう、親せきのおっちゃん。

新しい砂壁を上塗り。本当は今の壁をはがした方が良いらしいのですが、今回は無理をお願いしたということもあり、一番手間のかからない方法で。

砂と藁と水を混ぜて、材料を練っていきます。

練り終わったら、塗り始める。

左官仕事 古民家改修左官仕事 古民家改修左官仕事

はじめてすぐに、「ちょっと固いな」と。書いてある通りの分量で混ぜても、塗る壁の材質や季節によって調合が変わってくるみたいで、水を入れて固さを調整するそうです。

「左官は奥が深いんやぞ。」「前の職人の仕事が悪い」とか言いながら、簡単そうに塗っていくのですが、きっとそこにはものすごい技術が。その手の動きはずっと見ていても飽きない。養生とかいらないんですね。

古民家改修左官仕事

 

では、素敵な職人仕事を少しだけ

 

和室の壁

Before 緑色の壁

和室の壁 after

After 明るい色合いに

和室の壁 before ひび割れあり

Before ひび割れて隙間があるところ

和室の壁 after

きっちりと埋められました。

 

 

そして、終わった後も道具はきれいに洗って、片付けられていて。やっぱりプロは道具を大事に扱うんです。さすがでした。

左官道具

古民家改修は自分たちでも塗りたいなと考え中。

漏水?凍結で破裂?いや、違う。

寒い朝が続いていますね。
「古い家って寒いね」って言いながら笑顔でいられるならまだよいのですが、ほんと、寒い日は寒いのです。

朝が氷点下の日が何度か。

そんななか、すさまじい勢いの水漏れ。
漏水!!水道管破裂!!とあたふたとしていたのですが、じっくりと見てみると、蛇口の下の栓が外れており、その栓が転がっていました。

2人でバタバタしながら、配管を追って、上流にあるバルブを止めて、水が止まったことを確認してから、栓をする。そして、バルブを開放して、水が出るように。

漏水

漏水というレベルではなかった

 

元々住んでいたのは何でも自分でできるじいちゃんだったので、池やタンクに雨水を溜めて、それを活用できるように敷地内のいたるところに水道配管が通っております。

漏水

無事に直りました。

 

とても便利なのですが、まだどこがどう繋がっているのかというのをよくわかっておらず。

 

ほんとの百姓。今日もひとつ勉強になりました。

初めて荷物を運んだ日のこと。

母親や知人から
「引っ越しのモノを運ぶのは(縁起の)いい日にした方がいいよ。」
「1個でもいいから。なんでもいいから、最初はいい日に。」

と、話があったこともあり、
はじめて荷物を運んだのは1月の大安の日のこと。

日中は仕事があり、夕方にとりあえず1つだけ。

最初の荷物は

年末に地元のえべっさん(戎神社)で買った「吉兆」
うちの母は「きっきょ」と。

吉兆

古いお家ということもあり、えべっさんや荒神さんの神棚があります。
そのえべっさんの神棚に吉兆を置かせていただきました。
えべっさんの神棚

 

これからどうぞ、よろしくお願いします。

引越しをした日

「いつ引越しするんや?」
「お祝い持ってみんなで行くから今決めぇ。」
 
そんな風に浦壁のお父さんたちに言われて、「良い日にしろよ」とも言われて大安の28日、今日、ついに引越しました。(と言っても、ドタバタでまだ運べてないものもあるんだけども。)
「12時に出発していくぞー」とか言ってたはずが、11時すぎには「もう、今から料理持っていくぞー」なんて連絡。はやい。
間に合わんやーん!とか言いながら、昨日買った石油ヒーターをつけて、取り皿並べて、ウェルカムボード描いて、、
 
おじいちゃんたちは5人で乗り合わせて、手に手にお土産を持ってワイワイ来てくれたのでした。
あの感じ、動画で残しておくんだった…。
朝採りたてのレタス6つ、甘夏、柑橘、ビールケース、美味しい地酒、イチオシの焼酎、オードブル、巻き寿司、シシ肉。
暖かくして、料理が並んで、人がワイワイ寄って、としていると、これまでひと気のなかった場所が何だか急に暮らしの香りが漂ってきてあかるい雰囲気になったの、不思議だなぁ。
そして気づけば始まる内覧会。
こりゃあ改修にお金がかかるぞ、なんて心配してくれつつ、でも色々出来るなー、なんて楽しそうにキョロキョロ。
 
みんなのおかげで、良い暮らし始めが出来ました。
あったかいお祝いのおかげで、家の中に暮らしのあたたかさが吹き込まれたみたい。
まだまだ新居に慣れないけれど、ここで暮らしていく1日目がとてもすてきな始まりになったことが、みんなのおかげであるということ、嬉しいなぁ。
そして一緒に1日目を過ごしてくれて、手伝ってくれたおふたりに大変感謝いたします。
 
さて、ここで営まれてゆく暮らしがどんなものになっていくのか。
みんなで楽しめるものになるといいな。
というわけで、草地家引越しました。
何かと遊べそうな場所なので、みなさま是非来てくださいませ。
おまちしております◎
 

いつもお世話になっているおじいちゃん達がお祝いに駆けつけてくれる。しあわせな、暮らしのはじまり。

今日からキッチン

今日からキッチンの掃除。

Facebookを通じて、3人もお手伝いに来てもらったので、窓やサッシ、壁をひたすら拭き掃除。積もり積もった埃と油汚れ。

窓掃除

友人夫婦は窓掃除

壁掃除

壁も磨けばきれいになります

そして、家の裏がすぐ山ということもあり湿気がすごい。
シンクの中や裏にはカビが。こういう機会でないと掃除ができないので、シンクや調理台をずらして、裏を拭いて、アルコールで殺菌。

シンクの裏は大変

シンクの裏は大変

みなさん、ありがとうごさいました。みんなでやると楽しいし、スピードが全然違う。本当に助かりました。

 

休憩はもちろんここ。冬でもあったかです。

休憩は縁側で

休憩はもちろん縁側で。ホカホカです

 

そして、18時ごろ。いつもお世話になっているおじいちゃんから電話がかかってきて、夜から宴会に合流。なかなかタフな1日でした。

これで今週のお掃除はおしまい。

現場作業と差し入れと

今日は友人たちやお世話になっている方が、掃除の手伝いに来てくれて賑やかな現場作業。
可愛くて美味しいにんじんケーキももらって、楽しいひととき。
みなさま、ありがとーー。
今日は5人いたので、もりもり進みました。みなさまのおかげ!

黙々と掃除と片付け

鳥たちの鳴き声しか聞こえない静かな山の中。
たまに、郵便屋さんがバイクでブーンと来てくれます。
 
最近まで住まれていたので比較的きれいな状態。それに加えて、元々あまりモノがお家なので掃除がしやすいのです。(古民家と言えば、古い掘り出し物!っていうのが感動が少ないのはちょっと残念。)
 
とはいっても、掃除する場所がたくさん。
2人で黙々とやってますが、なかなか進まないのです。
  
ということで、何が言いたいのかというと、お手伝いしていただける方を募集中です!少しだけでも、とてもうれしいです。ご連絡いただけらたと思います。

休憩は素敵な縁側でコーヒーとお菓子。お時間ある方には、静かな山の中と不思議なお家をご案内します。

 

縁側でコーヒー

2018年1月、引っ越します

2018年が少し過ぎました。このたび、ご縁があって、私たちは淡路島の倭文(しとおり)、静かな山のなかにある素敵な場所に引っ越すことにしました。

 

淡路島に来る前に2人でたくさん話し合って、膨らませていたビジョンを実現することができる場所と巡り会いました。これから少しずつ頑張っていきます。

今日から少しずつ掃除や片付けを進めて、今月の終わりごろから本格的に住み始める予定です。
といっても家主さんがきれいにしてくれていたので、ほとんど片付けるものはなく、掃除がメインな感じです。

昨年、何度か通って家主さんから、この場所の歴史のことなどいろいろな話を聞き、隣保の方も紹介をしてもらいました。これから少しずつこの地域に馴染んでいこうと思います。

 

ぜひともふらっと足を運んで下さいませ。
会いに来ていただけるだけでもうれしいです。お手伝いもとても助かりまーす。

 

引っ越します