左官仕事はプロの技(居住部和室)

私たちの寝室になる和室。

触ったらぽろぽろと砂が落ちてくるタイプの砂壁。
そこで、プロに相談。そう、親せきのおっちゃん。

新しい砂壁を上塗り。本当は今の壁をはがした方が良いらしいのですが、今回は無理をお願いしたということもあり、一番手間のかからない方法で。

砂と藁と水を混ぜて、材料を練っていきます。

練り終わったら、塗り始める。

左官仕事 古民家改修左官仕事 古民家改修左官仕事

はじめてすぐに、「ちょっと固いな」と。書いてある通りの分量で混ぜても、塗る壁の材質や季節によって調合が変わってくるみたいで、水を入れて固さを調整するそうです。

「左官は奥が深いんやぞ。」「前の職人の仕事が悪い」とか言いながら、簡単そうに塗っていくのですが、きっとそこにはものすごい技術が。その手の動きはずっと見ていても飽きない。養生とかいらないんですね。

古民家改修左官仕事

 

では、素敵な職人仕事を少しだけ

 

和室の壁

Before 緑色の壁

和室の壁 after

After 明るい色合いに

和室の壁 before ひび割れあり

Before ひび割れて隙間があるところ

和室の壁 after

きっちりと埋められました。

 

 

そして、終わった後も道具はきれいに洗って、片付けられていて。やっぱりプロは道具を大事に扱うんです。さすがでした。

左官道具

古民家改修は自分たちでも塗りたいなと考え中。

漏水?凍結で破裂?いや、違う。

寒い朝が続いていますね。
「古い家って寒いね」って言いながら笑顔でいられるならまだよいのですが、ほんと、寒い日は寒いのです。

朝が氷点下の日が何度か。

そんななか、すさまじい勢いの水漏れ。
漏水!!水道管破裂!!とあたふたとしていたのですが、じっくりと見てみると、蛇口の下の栓が外れており、その栓が転がっていました。

2人でバタバタしながら、配管を追って、上流にあるバルブを止めて、水が止まったことを確認してから、栓をする。そして、バルブを開放して、水が出るように。

漏水

漏水というレベルではなかった

 

元々住んでいたのは何でも自分でできるじいちゃんだったので、池やタンクに雨水を溜めて、それを活用できるように敷地内のいたるところに水道配管が通っております。

漏水

無事に直りました。

 

とても便利なのですが、まだどこがどう繋がっているのかというのをよくわかっておらず。

 

ほんとの百姓。今日もひとつ勉強になりました。

初めて荷物を運んだ日のこと。

母親や知人から
「引っ越しのモノを運ぶのは(縁起の)いい日にした方がいいよ。」
「1個でもいいから。なんでもいいから、最初はいい日に。」

と、話があったこともあり、
はじめて荷物を運んだのは1月の大安の日のこと。

日中は仕事があり、夕方にとりあえず1つだけ。

最初の荷物は

年末に地元のえべっさん(戎神社)で買った「吉兆」
うちの母は「きっきょ」と。

吉兆

古いお家ということもあり、えべっさんや荒神さんの神棚があります。
そのえべっさんの神棚に吉兆を置かせていただきました。
えべっさんの神棚

 

これからどうぞ、よろしくお願いします。