2016年7月31日、記念すべき初出店は宝塚市清荒神。
声をかけてくれたのは、主催の奥田さん。南あわじ市内の古民家改修事業で出会い、2回目会った時には、うち泊りに来て、お酒を飲みながら、いろんな話をして。この人は似た香りがするなと思っておりました。
そんな、奥田さんは建築設計屋さんであり、自宅の長屋をリノベーションして、「住み開き」しております。今回の「いちにちカフェ」は開催され、年に4回開催されているそうな。
そこで、「はちみつ」を出店してみませんか、と声をかけていただいたので。行かせていただくことに。
会場はここ。長屋です。
中に入ると、和服のお兄さんが2人。そして、外観からは想像できない素敵な空間。
無垢材の床、素敵なテーブル、大きな窓、2階の空間など。ご自分で設計したということでした。
こんなかんじで棚に置かせていただきました。もちろん、南あわじ市のPRも。
今回は春採れの透明で風味豊かなはちみつと秋採れの濃厚なはちみつ。
そして、開始時間である10時になったとたん人がひっきりなしにやってきました。あまりに人が多かったので、出店と言いつつも、我々はいないこともちらほらと。炎天下の中で清荒神をぶらぶらもしておりました。
そんななかでも、来ていただいた方に、はちみつの試食をしていただいたり、はちみつのこと、淡路島のことなどを話したり。
蜂蜜とかミツバチって、みなさん知らないことなので、話し始めると内容が盛りだくさんで、話過ぎかなとか思いながらもいろんなとお話を。
・透明な蜂蜜って新鮮ですね。
・巣箱をどこに置いているのですか
・はちはどうやって蜜を集めて来るのですか
・何の花ですか?
・日本みつばちってどういうはちですか
などなど。いろんなお話がありますね。
感じたのは、来ている人と話をするのが楽しいということ。はちみつや日本みつばちのことを説明をする。そこから、はちみつの関心を持ってくれるし、食や地域にも広がっていくし。
営業トークとかは嫌いなので、そうではなく、話の中で「共感」をいただけるということ。
また、そこからいろいろと広がっていけばいいなと思います。
出店するといろんな人からいろんなアドバイスもいただける。とてもありがたいなと思いました。
そして、奥田さんからはいろいろとお話を聞きました。このブログを更新するまでちょっと日が経ってしまい、本人が発した言葉そのものが、僕の頭の中からすーと抜けてしまったのか、思い出せないのですが、
「単純にものを設計するのではなく、ものを作るプロセスでの、人のかかわりを設計したい。」
そんなニュアンスだったような素敵なお話も。
奥田達郎建築舎/設計事務所:http://tatsu-arc.com/
今後も、いろいろと一緒にさせてもらえたらいいなと思います。