淡路島で日本みつばちから広がる可能性を見つけながら

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"日本みつばち"ってどんなはち??

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ミツバチに種類があるなんてって思う方もいるかもしれませんが、ほかの動物や昆虫のように様々な種類のみつばちがいます。

日本に生息しているみつばち

日本に生息しているみつばちは、

日本みつばち(ニホンミツバチ)セイヨウミツバチの2種類だけ。

 

言葉の響きだけでいえば、

"ニホンタンポポ" と "セイヨウタンポポ"

"ニホンザリガニ" と "アメリカザリガニ"

こんなかんじですね。

(ただし、セイヨウタンポポやアメリカザリガニは「日本の戦略的外来種ワースト100」に定められており、日本中広がって、生態系などに影響を及ぼしている生物です。)

 

「ニホン」という名前がつけば、いかにも日本に昔からいる生き物
「セイヨウ」「アメリカ」という名前がつけば、海外からきた生き物
そんな、イメージが湧くと思います。

 

日本みつばちもその名の通り、昔から日本にいる在来種のみつばちであり、山の中や森の中、野生で生息しているみつばちです。
日本での養蜂の歴史は、「日本書紀」に養蜂に関する記述が残っており、ずっと昔から、日本人の営みと養蜂はつながっています。

 

一方、セイヨウミツバチは、日本には、明治時代に輸入され、全国的に養蜂家さんのなかで広がっていったみつばちです。養蜂家さんがしっかりと管理していることやスズメバチという天敵がいることなどから、野生で増えるということはありません。

 

そして、実は日本で流通しているはちみつのほとんどがセイヨウミツバチの蜂蜜なのです。

※セイヨウミツバチと日本みつばちの違い、歴史、日本の蜂蜜事情などは別のコラムに書こうと思います。

 

では、本題の日本みつばちについて

 

学術的には"ニホンミツバチ"

学術的には、日本みつばちは学術的にはトウヨウミツバチ(Apis cerana)の亜種であり、学名はニホンミツバチ(Apis cerana japonica)といいます。

ただ、私個人的には『ニホンミツバチ』と書くよりも、「日本みつばち」と書く方が暖かいかんじがするので、こっちで書くことが多いです。

また、地域によっては、「和蜂(わばち)」「山蜂(やまばち)」「大和みつばち(やまとみつばち)」などと呼ばれているそうです。

日本みつばち 系統

大まかな分類はこんなかんじ(なんとも難しい…)

野生のはち?でも、飼うことができるはち

日本みつばちは野生で山林の中にいることが多く、民家の屋根や石の割れ目などにも巣を作っていることもあります。また、先ほど書いたように、ずっと昔から日本では飼われていたそうです。

最近では、趣味で日本みつばちの養蜂をしてる方が増えてきており、個人養蜂家さんが全国にたくさんおります。DIYで巣箱を作って、気軽に楽しむことができます。
(ただし、都道府県に届け出が必要です)

ただ、そんな日本みつばちは、飼っているといいながらも突然逃亡して蜂の群れがいなくなったり、様々な害虫に攻められて巣箱を全滅させられたりと、野生に近いような世界です。

日本みつばち

たくさんのみつばち

 

小さくてモフモフ(見た目)

小さくて、胴の部分の縞々がはっきりしていて、どちらかといえば黒っぽいです。これは群れや季節によって違います。少しサイズが大きかったり、黄色が強かったり、黒っぽかったり様々です。
また、頭の部分はモフモフして、かわいいです。

ですが、かわいいからと言って、近づきすぎると刺されることもあります。私は何度か刺されております。

日本みつばち

見ての通り、モフモフと目がかわいい。

日本みつばち

通常時は刺しません。

 

彼らが作るはちみつ

1匹の働き蜂が一生の間に集める量は、ティースプーン1杯分と言われています。毎日毎日、たくさんの花から蜜や花粉を集めて、巣に持ち帰ります。

季節ごとの様々な花や樹木から蜜を集めてくるため、日本みつばちの蜜は百花蜜と呼ばれています。集めてきた蜜は巣の中でじっくりと熟成され、風味豊かで濃厚な蜂蜜になります。

1 つの群れが蜂蜜を取れるようになるまで、2 年以上はかかり、1 つの群れからは年間1 ~ 2 度しか取れません。採蜜する季節によって、色や味わい、風味が違ってくるのも特徴です。

日本みつばち蜂蜜

で、お店で見かけないのは?

ただ、日本みつばちの蜂蜜は、市場に出回ることはほとんどありません。
そのため、お店で見かけることはほとんどありません。

先ほどお話ししたような野生に近い世界なので、群れがいれば必ず蜂蜜が採れるというわけではないということ。そして、日本みつばちはセイヨウミツバチと比べて、約1/10程度しか蜂蜜を作ることができないことにあります。これらの理由で、採れる蜜の量がとても少ないのです。
そのため、「幻のはちみつ」と言われることもあります。

 

最後に

ということで、今回は"日本みつばち"についての概要をお伝えしました。

今後はそれぞれのことを少しマニアックに、かつ分かりやすくお伝えできたらと考えています。

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