かきものCOLUMN

梅しごと

  • 2019.06.17
  • by Yoko

今年の梅しごと

漂ってくる夏の気配。
ここ数年、毎年この時期は梅しごとをしています。

梅酒、梅シロップ、梅干し。
梅干しは、いつも干さずに塩漬けしただけになっちゃうけど、今年こそ干したい。

涼しげな色合いと、甘い香りに包まれて、今年も梅しごとがひと段落です。

使っている梅は、みつばちの巣箱を置かせてもらっていた山の中に生えている梅の木から取れる梅たち。
何年も放置されていたので、枝ぶりは自由気ままだけれど、毎年きれいな花と美味しい梅をつけてくれます。
昨年は友人たちにも声をかけて収穫したのだけれど、今年は実が少なくて自家用だけ。
梅もたくさん成った翌年は、木の体力を回復しているのか実は少なめなのですね。

さて、それに加えて、今年は地域のおじちゃんから立派な梅もいただきました。
もらった方は大きいので、食べ応えがありそうでワクワク。
熟れて黄色くなったものを中心に、梅干し用に塩漬けに。
緑色のフレッシュなものは梅酒に。

あとは、1日数回振って待つだけ。
ちょっとづつ梅のエキスが染み出していくのが、毎日見ていて楽しみです。

飲み頃は?

シロップはだいたい2週間くらいで飲めるそう。
梅酒は3ヶ月くらいから飲めるみたいだけど、私は半年〜1年くらいゆっくり漬けたものがまろやかで好き。

シロップもゆっくり漬けている方がまろやかな気がするけれど、ちょっとづつ味が変化していくのを楽しむのも良いですね。

漬けて2日目の様子。エキスじゅわじゅわ。

 

梅シロップの作り方

【材料】(分量は割と適当にやってます)
青梅 1キロ
砂糖 1キロ

【作り方】
①梅を洗い、水につけてアクを抜く。2時間〜1晩ほど。
②ざるで水を切り、ふきんなどで梅を一つづつ拭く。
③爪楊枝で梅のヘタを取る。
④清潔なビンに、梅と砂糖を交互に入れる。
⑤冷暗所に保存して、梅がエキスで隠れるまでは1日何度か振る。

 

夏に向かうこの時期、1年の楽しみに仕込んでみてはいかがでしょう?
いつもスタンダードな作り方だけど、クローブやシナモンスティックを入れても美味しいらしいと聞き、ちょっと気になっているこの頃。
オススメの作り方やアレンジなど、何かあれば教えてください。

 

梅酒が5本、シロップ3本、梅干し2本。 半分は頼まれたものなんだけど、よく仕込みました。今年も満喫。

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