お知らせNEWS

草地家で使う電気は実質自然エネルギー100%になりました。

  • 2020.12.23
  • by Yukio

電力自由化が始まってから5年が過ぎ、今更というか、遅くなったけど、電力会社(正確には登録小売電気事業者)を切り替えました。

 

これまで、やらないといけないと思いつつ、できてなかったこと。これで、草地家で使う電気は、「みんな電力」を通じて実質自然エネルギー100%※の電気になりました。
(電線を通じてうちに届く電気には、近くの発電所で発電された電気なので、太陽光パネルなどで発電した電気そのものが直接届くわけではありません。)
※プレミアム100プランというもので、実質は再エネ発電+非化石証書などを組み合わせてCO2排出量ゼロ、再エネ100%だそうです。

みんな電力:https://minden.co.jp/personal/

すべてオフグリッドっていうのもすごいことだけど、今の暮らし+宿屋ではどうしても無理がかかってしまう。(一部太陽光パネル+バッテリーのシステムも作ってきたいけど、それはもう少し先に) 

 
「みんな電力」のなかで、コンセントの向こう側を想像してみようというのがありました。コンセントの向こう側というと、その電気はどうやって作られて、どこからきているのか。ということ。
 
例えば、関西電力の場合、2019年電源構成比率は、原子力・石炭火力・ガス火力(LNG)で全体の約75%を占めています。石炭はオーストラリアから、LNGはオーストラリアやマレーシア、中東などから。それらが日本に運ばれて、発電時にCO2を排出する。原子力ではいろんな問題が。そういったもので発電された電気がほとんどです。
関西電力電源構成比率:https://kepco.jp/ryokin/power_supply/ 
 
 
今回、電力会社を変えたことでそれが日本で発電されている再エネからということに替わるということ。いろいろ想像力を膨らませて。必要な電気、そして、支払う電気代をどこに払うと気持ちいいのか。 再エネにも問題があるかもしれないけど、海外の化石燃料からできる電力よりは、断然気持ちがいいし、普通に電力を使いつつ、それが再エネからきているということのほうが、無理なく続けられる。
 
あと、「みんな電力」には、顔の見える電力生産者を応援しようっていうのがあったので、南あわじ市のため池フロート太陽光発電所があったのでそこを選んでました。
 
 
今回は、いろんな電力会社を調べつつ、「みんな電力」にしたけど、もし、変更したくなっても簡単にできる。選択肢を知って、自分で選んでみる、それだけでも面白いと思います。
 
ということで、淡路島にある小さなお宿屋・お店「草地家」で使う電力は、みんな電力を通じで、自然エネルギー100%になりました。

新型コロナウィルス感染症対策について