左官仕事はプロの技(居住部和室)
- 2018.02.27
- by Yukio
私たちの寝室になる和室。
触ったらぽろぽろと砂が落ちてくるタイプの砂壁。
そこで、プロに相談。そう、親せきのおっちゃん。
新しい砂壁を上塗り。本当は今の壁をはがした方が良いらしいのですが、今回は無理をお願いしたということもあり、一番手間のかからない方法で。
砂と藁と水を混ぜて、材料を練っていきます。

練り終わったら、塗り始める。



はじめてすぐに、「ちょっと固いな」と。書いてある通りの分量で混ぜても、塗る壁の材質や季節によって調合が変わってくるみたいで、水を入れて固さを調整するそうです。
「左官は奥が深いんやぞ。」「前の職人の仕事が悪い」とか言いながら、簡単そうに塗っていくのですが、きっとそこにはものすごい技術が。その手の動きはずっと見ていても飽きない。養生とかいらないんですね。

では、素敵な職人仕事を少しだけ

Before 緑色の壁

After 明るい色合いに

Before ひび割れて隙間があるところ

きっちりと埋められました。
そして、終わった後も道具はきれいに洗って、片付けられていて。やっぱりプロは道具を大事に扱うんです。さすがでした。

古民家改修は自分たちでも塗りたいなと考え中。